海外駐在におけるマインドセット ~Alco President~

自己紹介分 :20代の法務知財担当サラリーマンです。国立大学修士課程修了後、グローバルメーカーへ入社し、知財業務に従事し、20代で米国駐在。本サイトでは、海外駐在員になるためのノウハウ、また日々学んだことを紹介していきます。

新卒で知財部門(業界)に入るメリットについて

常に私個人としても標記内容で自問自答することがあります。

知財部門で働いて数年ですが、新卒で知財部門として働くことのメリットを書いていきます。これから就職する学生の皆さんに少しでも参考になれば幸いです。

 

新卒で知財部門(業界)に入るか否かについて

・前提の考え方

 基本的に新卒で配属すると周りの先輩方から「どうして知財に入ったの?」と必ず聞かれます(笑)。

 これは知財業界の先輩方も通った道かと思いますが、まず今の40代後半あたりの方々は新卒で知財部門に入ることはありえないと考えています。それは昔、知財部門は技術者が部門配置となったときに行く場所という印象があるからです。私自身も多くの先輩方から新卒から知財って間違ってるよ。とご指摘頂き、嫌な思いをしたことは多々あります。ただこればっかりは歴史の流れなので、特に今は気にも留めていません。

 

・メリット メリットですが、以下の点があります。

①早い段階で専門性を身につけられる。

 →これは上記前提の反対の考えになりますが、早くから特殊な仕事をすることで、狭い分野に限定されますが、専門性を身につけられ、突出した人間になれます。

②企業内のあらゆる分野の技術に触れて、多くの技術者と会話できる。

 →知財部門では企業内のあらゆる技術に触れるため、企業の技術動向に詳しくなれます。またその過程で多くの技術者と会話することができ、あらゆる方面の方々と仲良くなれます。社内で顔見知りが増えることはあらゆる面でメリットがあると感じています。

③尖った人間になることで、色々な人から気にかけてもらえる。

 →これは①と②の複合的な考えですが、専門性を持つということは、少なからず目立つということです。この分野で困った時には「この人」に聞こうとなった。そのときに「この人」に該当する人物になるにはオールラウンダーではダメで、尖った特徴が必要です。尖った人となるには知財部門に入るのが近道ではないでしょうか。

 仕事で他の部署の人に相談されることは単純に嬉しいですしね!

 

以上が現状考えるメリットです。その他思いつくものがあれば書いていきます。

また質問などある学生さんはDM等していただいても構いませんので、お気軽にどうぞ。

 

以上