海外駐在におけるマインドセット ~Alco President~

自己紹介分 :20代の法務知財担当サラリーマンです。国立大学修士課程修了後、グローバルメーカーへ入社し、知財業務に従事し、20代で米国駐在。本サイトでは、海外駐在員になるためのノウハウ、また日々学んだことを紹介していきます。

知財担当者が海外駐在員になるためにしたこと

皆様こんにちはアルコです。

 

米国駐在までまもなくとなってきました。

ここで20代のうちに知財担当者が海外勤務者になるためにすべきことを纏めていきたいと思います。

当然ですが、これをしたからといって確実に選ばれるわけでは無く、会社の状況が一番大きな要素であることは忘れずにお願いします。

 

大まかに以下の点です。

 

①会社の語学研修には積極的に参加する。

②海外と関わりの深い他部署の人と積極的に会話する。

知財以外の知識も積極的に吸収していく

 

細かく理由を説明していきます。

 

①会社の語学研修には積極的に参加する。

 会社の規模によって当然異なりますが、私の会社では英語、中国語などの語学を学ぶためのオンライン英会話レッスンや教材を買って自学するための補助が充実していました。これらを積極的に行なっていくべきかと思います。

 当然これらは終業後に自宅で行うものであり、自らのプライベートの時間を削る行為ではありますが、私は入社して以来毎年のようにこれらを行なっていきました。

 会社の補助が出ている研修のため、周りへのアピールにもつながる上に金銭的負担も下げられるのでかなりオススメです。

 

②海外と関わりの深い他部署の人と積極的に会話する。

 これは自分の会社がどういった国でどういったビジネスを行なっているのかということを知ることにもなります。また私は知財担当なのですが、他部署の海外担当からすると法律に精通している人という目線で会話してくださるので、知財関係の業務だけで無く、英文契約書などの相談も受けたりします。

 そうするとラッキーな流れになり、その案件のメイン担当者になることになる思います (当然適宜、自分の上司に相談しながら業務を進めることが必要です)。

 自身の業務の中で海外の要素を少しでも増やすことが重要ですね。

 

知財以外の知識も積極的に吸収していく

 企業の規模に関わらず、知財の仕事だけで海外で働くことはかなり難しいと思います。そのため、知財担当者がすべきことを自身の仕事の幅を広げることです。

 その際、以下のイメージで広げる必要があります。単に開発や経営、製造などの知識を増やすのでは無く、知財知識の円の半径を広げるような知識である法律などを学ぶことが重要です。国内で学んでいるものづくりの知識は海外では異なることが多く、海外に行ってから学び直すことが多いと感じるからです。

 

 

 

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以上

ここまで見ていただきまして、ありがとうございました。