海外駐在におけるマインドセット ~Alco President~

自己紹介分 :20代の法務知財担当サラリーマンです。国立大学修士課程修了後、グローバルメーカーへ入社し、知財業務に従事し、20代で米国駐在。本サイトでは、海外駐在員になるためのノウハウ、また日々学んだことを紹介していきます。

法文の表記

米国特許の記載例として以下があります。

特許法

(例)35 U.S.C.102(a) → 米国特許法102条(a)

 

米国では特許法は連邦法により制定されており、1952年に合衆国法典の第35巻として法典化されています。

 

法典化:法典とは、特定の法分野について当該分野における一般原則を含みつつ幅広く体系的に規律する成文法を指すことがある一方で、単に過去の法令を集めた公式の法令集を指すこともあるため、法典化という言葉も、それぞれの意味に対応して用いられています。

 

【規則】

(例)37 CFR 10.5 → 特許規則10.5(手続内裏に関する規則5)

 

特許法に関する規則は連邦規則に定められており、連邦規則集の第37巻に納められています。

 

【審査便覧】

(例)MPEP 201.03 → 審査便覧201.03

 

審査便覧(MPEP:Manual of Patent Examining Procedure)

=特許出願の審査手続の詳細について説明したもの。